2012年8月30日木曜日

ワルナスビは弱体化している?



草を刈っていた途中で撮影した写真。写真をクリックしたら拡大します。

写っているのは、ワルナスビという雑草。ナス科でトゲがあって、深いところまで根を張る。そして除草剤が効きにくいと言われる(個人的にはそんなことはないと思うが)外来の雑草だ。

この雑草、種が飼料に混じって入ってきて、家畜が食べても種が消化されず、家畜糞から堆肥を作るときに殺しきれなかったのが散布されて広がった。それが問題になって現在は飼料会社かどこかで除去されて入ってくることはない。よって今生えているのは、日本に来てから何年もたつ子孫しかいない。

ワルナスビの環境適応力はすごいもので、本来は20センチから30センチ程度の高さにしかならないのに、周囲が背の高い雑草だらけだと日光を求めて必死に伸びて1メートルを超えることもある。逆に手入れが良くて10センチも伸びないうちに刈られてしまうような環境では数センチ伸びたところで花をつけ、種を作るという頭の良さを持っている・・・はずだった。

ところが近年見かけるワルナスビは、以前と比べて弱々しく見える。なぜかというと、以前と比べて茎が細いことが多い。競合がない(他の草が繁殖していない)ところでは以前同様に茎が太いが、写真のように他の雑草と競合するようなところだと茎が細くなっている。

この写真を撮った場所は、背の低い雑草しか生えていなくて、草刈りをサボって二ヶ月近く放置していた畦である。これくらい放置していると、以前ならもっと大きく成長しているはずなのだが、周囲のオヒシバに栄養取られて圧倒されているように感じになっている。見るからに、か弱い・・・と言っても、手で引こうとするとトゲがささって痛いw

全国的にも見られる現象なのか、うちの周囲でしか見られないどうか知らないが、ワルナスビは、世代を重ねるごとに弱くなっているような気がする。

同じく外来種であるセイタカアワダチソウもそうだった。入ってきた時は猛烈な繁殖力にみんな驚いたが、今ではあまり目だだない。