2012年3月2日金曜日

使える新書



いわゆる新書(岩波新書、講談社新書など)のガイドブック。そのせいか、サイズも新書サイズの本。共著者の一人として、一部を担当。

「国家、民族、宗教」「ふんばる生き方」など、ひとつのテーマを作って、テーマを理解するのに適した本を選ぶ。たとえば日本人になじみのうすい宗教紛争や民族紛争を理解するのに、紛争の歴史を念頭に置きつつこの順番で読むと分かりやすいですといった感じ。

最初の「教養インストール編」は、それまで読んでいた良書の中から本を選んでいたので比較的ラクに書けた。そんな本が一ヶ月ほどで2万部も売れたので続編の「21世紀の論点編」も書かせてもらうことになったのだが、過去の読書ストックが不足したので、補充のためアホほど新書を読みまくるはめになった。たぶん10ヶ月で150冊は読んだと思う。でも自信を持ってすすめられる本は、そのうち二割ほどだったか・・・。

しかし、そんなものすごく苦労して書いた続編は、前著の実績もあって相当多く刷られた。しかしそれほど売れなかったようだ。今年になってWAVE出版から電話があり、これは絶版のお知らせかと構えていたら、「21世紀の論点編」増刷の知らせだった。

八年かかって初版を売り切った本を増刷してくれるとは・・・WAVE出版は小さいが、すごい会社と認識を新たにした。


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